ABOUT 灯間 -touma -
休日は星野と映画を観たりゲームをして過ごすのが生きがい。珈琲が好きで自家焙煎してみたい。得意なことはどこでも寝れること。マルチタスクが苦手で不得意です。駆け出しエンジニア。タチ。
休日は星野と映画を観たりゲームをして過ごすのが生きがい。珈琲が好きで自家焙煎してみたい。得意なことはどこでも寝れること。マルチタスクが苦手で不得意です。駆け出しエンジニア。タチ。
灯間
2025.02.24.Mon
編集
以下、ネタバレしかない個人的備忘録。
主要キャラクター
ロズ:知識は豊富にあるが、プログラムに従うだけで感情、経験がない高性能ロボット
キラリ:体が小さく「ハズレ」の生まれを持った雁(がん)
チャッカリ:頭が良く賢い。愛を知らない島の嫌われ者キツネ
印象的だったシーン
・起動したてのロズが島の動物の動きを真似て島に適応していき、動物の言葉を理解するために学習し理解できるようになる場面。新しい場所ではその場所を良く知る存在から得るものは大きいし素直に真似すべき、そして対話をしていくことが大事だとわかる。
・誰からも認められなくても島一番の大木を切り倒す夢のため毎日削り続けているビーバー。日々の積み重ねがなければ技術も上がらないし、大きなことは成し遂げられないと言われた気がした。
・島の食物連鎖で目の前で食べられる生き物たち。現実は厳しい。
・キラリを馬鹿にする雁たちを食おうとするチャッカリ。愛を知らないと言うチャッカリ、それが愛だぞ。
・足が壊れたロズに義足を作ってあげるビーバー。ひたむきに訓練するキラリたちの姿を見て歩み寄ってくれた。
・島の異端者であるロズたちの頼みを引き受けキラリの渡りのために飛行訓練の先生をするワシ。時にはメンターの存在が必要。
・飛べないロズが論理的思考を使ったりロズのやり方でキラリが飛ぶために並走をする。想いの強さが壁を乗り越える力になる。
・毎日過酷な飛行訓練を耐え抜き渡りへと飛び立つキラリ、それを見送り目を細めるロズ。ロズは一緒には行けない。
・島に大寒波が訪れ島中の動物たちがロズたちが作った家に集まり暖を取るも、狩るもの狩られるものを一緒にしたせいで争いがおきる。こうなることは自然なこと、そうプログラムされている。
・渡りの先でピンチが訪れ先頭を任されるキラリ。落ちこぼれの「ハズレ」だったキラリが個性を努力で武器に変えて群れを先導する。
・ついに倒れる大木。ビーバーは成し遂げた。
・本土へ行くロズ。これは、私の渡り。
印象的だったセリフ
キラリの飛行訓練をするワシ
「お前はその小さな体が欠点だと思っているのか?それがハンデとは限らない。まっすぐ飛ぶのには向かないが旋回や急降下に向いている」
ロズから愛について聞かれたチャッカリ
「愛を与えられずに育つとそのことばかり考えてしまう」
チャッカリからキラリへ
「自分らしく飛べ、真似じゃなくて」
争う動物たちを見たロズ
「みんな、そうプログラムされている」
失敗したことも次の経験で生きるという場面でのロズ
「人生はうまくできている」
最後に本音をこぼすチャッカリ
「ロズがいなくなったら、話を聞いてほしいとき誰に話したらいいんだ」
ロズの台詞、この映画のテーマの一つ
「プログラムを超えて、生きる」
ロズが本来居るべき本土へ向かう
「これは、私の渡りです」
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観ながら、それぞれのキャラクターに星野を投影させてしまい感情移入してしまったな。
いつも俺に並走してくれるようなところはロズ、試行錯誤日進月歩している姿をキラリ、ウィットに富んで皮肉屋だけど本当は寂しがりなところはチャッカリに。
#日常