ABOUT 灯間 -touma -
星野を中心に世界が回っている。休日は星野と映画を観たりゲームをして過ごすのが生きがい。珈琲が好きで自家焙煎してみたい。得意なことはどこでも寝れること。マルチタスクが不得意。憧れているのは丁寧な生活、でも観葉植物は枯らす。都市伝説、陰謀論、哲学、神話などが好き。
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No.175, No.174, No.173, No.171, No.170, No.169, No.168[7件]
星野を中心に世界が回っている。休日は星野と映画を観たりゲームをして過ごすのが生きがい。珈琲が好きで自家焙煎してみたい。得意なことはどこでも寝れること。マルチタスクが不得意。憧れているのは丁寧な生活、でも観葉植物は枯らす。都市伝説、陰謀論、哲学、神話などが好き。
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リアクションありがとうございます!夏の暑さも彼岸までとはよく言ったもので、日中は涼しさと、夜には冬の気配が感じられるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。暑さの中でビールの喉越しを楽しむ季節が過ぎ、秋の夜長で月を見ながらゆっくりと日本酒や焼酎を楽しめる季節になったかなと。お酒片手に、もしくはお気に入りのドリンク片手にぜひまた遊びに来てください。
今回は「乾杯」にちなんで星野とお題を出し合ってフリーで語る形式にしたんだ。そして星野が俺に出したお題は「珍しい酒」です。なので、珍しい酒について話をしようと思います。
俺が考える珍しい酒は「枇杷種酒」です。びわの種を酒につけたものです。
【用意するもの】
・枇杷の種10個〜30個くらい
・ホワイトリカー1パック
・氷砂糖一袋
・蓋付き瓶
【作り方】
①枇杷の種を洗い3日くらい乾燥させる
②漬けるための瓶を煮沸消毒する
③種と氷砂糖を入れてからホワイトリカーを入れる
④暗所で3ヶ月〜半年くらい待つ
以上で、枇杷種酒が出来上がります。ストレートで飲んでもロックで飲んでもソーダ割りでも。
ほんのり杏仁の香りがしてうまいです。
なぜこの枇杷種酒を作るに至ったかと言うと、数年前に謎の咳が止まらなくなった事があり、半年以上毎日咳をしていて夜寝れないなんてことがありまして。
内科、耳鼻科、呼吸器官、アレルギー検査など色々な病院に行ったんだけれど原因が分からず。藁にもすがる思いで漢方なんかにも頼り始めていた頃、枇杷の種が咳に効くというネットの記事を見つけ試してみることに。
ちょうど親戚が枇杷の栽培をしていて送ってもらい漬けることにしたんだ。
そして3ヶ月後、出来上がった枇杷の種酒を飲んだ俺は鼻に抜ける杏仁の香りに舌鼓を打った。
咳は変わらず止まらなかったけれども美味い酒の出来栄えに満足をしたのでした。
ちなみに咳に効果的だったのは転職をすることでした。同じ症状で悩んでいる方は枇杷の種酒もしくは環境を変えることをおすすめします。close
9月24日に🍻のリアクションをくださった方へ
リアクションありがとうございます!まさか酒好きが多い?酒が好きでも、そうじゃなくてもKP!また遊びに来てくださいね。
星野から酒に関するお題を貰ったのでそのお話をしようと思います。
お題は「面白い酒の名前」です。
20代の頃、お気に入りのBarを開拓するのが好きで毎週末飲みに歩いていまして。
その中で見つけた店の一つに、面白い名前のオリジナルカクテルを作ってくれる店があった。
カクテルの名前は例えば「シーツの海に溺れて」とか「今夜あなたとワルツを」のような少し詩的な名前が多かった。そのカクテルは、Barに来る様々な背景を持った人達、その中で語られる人間模様や夜の雰囲気にとても馴染んでいたように思う。
ある時、その店のカウンターで飲んでいたら一人の女性が同じ並びに座ったのが見えた。雰囲気から察するに少し酔っているようで、不躾ながらもまぁ同じカウンター席でさらに長い髪が綺麗な美人だったのもあってちらりと見ていたところ、その女性の目からポロポロと涙が零れるのが見えた。深夜のBarならそんな光景よくあることで、何か仕事でつらいことがあったのか、はたまた失恋か。
慰めの声をかけていいものか、と悩んでいたところマスターがスッと彼女にカクテルを差し出した。背が低く口の広いグラスに澄んだ青色のカクテルで、その上にきっと綿あめで作られた雲のようなものが乗っていた。
「『涙の深海に溶けていく』です」
そう言うと何やら彼女に、上に乗った雲を触るようにとジェスチャーをして、言われたとおりに彼女が触ると白い雲は一瞬のうちに青いカクテルに溶けて消えてしまった。
俺も驚いて「おぉ」なんて言ってたら、彼女も驚いて笑っていた。
それをきっかけに彼女はマスターに身の上話を始め、どうやら数年付き合った恋人と別れてきたらしい。
それから彼女と俺との間に何かロマンスが始まった、ということはなかったが、あのカクテルは素敵だったなぁ、と時々思い出すのでした。close