ABOUT 星野 - hoshino -
" Seize the day. "
🇯🇵 (Broken)EN │ Learning ES
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likes | ☞people / languages / forgotten places |
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大抵ノリ良く騒いでる。主に灯間から栄養を摂取しつつ適当に緩く生きてる。映画はミーハー、ゲームはニワカ、音楽はつまみ聴き。人狼で一番好きな役職は「皮なめし職人」。前世は多分ステゴザウルス。灯間が贔屓にしていた(怪しい)占い師曰くアンドロメダ出身。
『28週後…』はダニー・ボイルが別の人に監督のバトンを渡しアレックス・ガーランドも脚本を担当していないので、世界観は共有されているもののキャラクターや物語は繋がっていない。もはや続編か…?という空気もある。でもこの2本は共通してオープニングの掴みと音楽が良いんだよな。雰囲気をうまく継承してると思う。
新作『28年後…』は撮影にiPhoneが使用されたというのも面白いし、予告に使われているラドヤード・キップリング(ジャングル・ブックとか書いた人)の詩"Boots"の朗読音源が映像とすんげぇマッチしていてとにかくかっこいい!!こんなの否応なく期待が高まっちまう。きっと新作もシャレた音楽が効いてるに違いない。この音源についてもチラッと書こうかなと思ったが、人によってはゾッとするかもしれないので念の為畳んでおきます。
元々この詩は、1903年にキップリングが英国兵のアフリカ進軍の様子を書いたものと言われていて、戦争の果てなき狂気と絶望を表現してる。予告で使われているのは1915年にテイラー・ホームズという俳優が"Boots"を朗読した時の音源。20世紀後半には米軍が精神の鍛錬を目的として、訓練場で兵士に何十時間もこの音源をループ再生し聞かせていた事があったという。気が狂ってもおかしくないような訓練を積む事で、真の狂気に陥らないようにするという……もうこれだけで戦争の恐ろしさがわかるよな。気になる人はYouTubeで「boots」「taylor holmes」とかで検索してみると音源が聴けるぜ。
このシリーズはイギリスが舞台だし、回を重ねるごとにシンプルなホラーから社会派ドラマに変化してきてるから、この詩が書かれた当時の戦争を彷彿とさせるようなテーマが描かれているのかもしれない。どこにも逃げ場はない、この恐怖は終わることがない。そんな風に思わせられる怪作に……果たしてなるのだろうか。
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